【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
先日、建設業の更新+業種追加の申請 を新たなお客様からご依頼いただきました
会社に訪問してお話を伺ってみると、
5年前の新規の許可申請の際に本当は2業種の取得をしたかったけど
1業種しか許可を取れなかった とのこと。
前任の行政書士が作成した申請書の控えを見てみると、
たしかに “ 2業種を取得しようとした形跡 ” が・・・
(何箇所か修正テープで消した跡アリ)
関係書類はしっかりと保管されていたのでそれを基に要件を調べてみると
「何でこれで2業種の許可が取れなかったの?」という疑問が湧いたので
当時の経緯をお客様に質問したのですが、
前任の行政書士から細かい説明はなかったようです。
(又は、聞いたけど忘れている?!)
「これは取得出来るだろう」という自分の判断に自信はありましたが、
何か隠された事実?とかがあるかもしれないので、
念のため県庁の担当窓口に確認に行きました
結果としては、
(ちょっとレアケースだったので上司への確認はしてましたが)
「これなら問題なく受付できますよ」という回答をいただきました
万が一、ダメだった時の事も考えて別の手段も考えていたのですが、使わずじまいでしたね
担当者はこれまで何度か相談等をしている方だったので
過去の申請書の控えを見せて
「新規申請で2業種取りたかったらしいのですが、何故ダメだったか分かります?」
と聞いてみたのですが、
「なんでですかね~ 申請されていれば許可になったと思いますけど・・・」
「前任の行政書士さんに聞いてみては?」
いやぁ さすがにその勇気はないですね
『2業種取得出来たのに、1業種しか申請しなかったのは何故ですか?』
って 面識もない先輩の同業者にわざわざ連絡するのもオカシイですよね
そろそろ(2業種になった)許可証がお客様のもとに届く頃ですが、
今も “ 1業種を断念した理由 ” はナゾのままです
新規申請の際に2業種の許可がちゃんと取得できていれば
今回の申請手数料10万円(更新5万、業追5万)は
半分の5万円のみで良かったわけで・・・
今回のお客様は怒ってはいませんでしたが(呆れてた?)
(本来必要のなかった)5万円の追加負担ですからね
前任の方、建設業の申請に慣れていないなら
事前に役所に相談するとかすればいいのに・・・
ただ、
申請者側が 許可要件を満たすことを証明できる具体的な資料・理由 を示す必要が
あるので、それを思いつかなかった(見つけられなかった)のかもしれませんね
やはり、様々なケースを経験して引き出しを多くしておくこと が大事なのでしょう
これからも多くの申請を経験して
「この場合はAの方法もあるな」「Bの方法は使えないか?」
というような対応ができるようにしていきたいですね
(自分にはそのつもりが無くても)
自分の経験不足で結果的にお客様に損害・追加の負担を与えてしまうのは
絶対に避けたいですからね
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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