【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
私は独立開業する前に 埼玉県内の行政書士事務所で補助者として
約8年間勤務していました。
(正確には、入所してスグは補助者登録していませんでしたが…)
行政書士は試験合格後、即開業する方が多い資格ですが
『開業前に補助者勤務を検討している』人もいるかもしれないので
今回は私の経験から「行政書補助者とは具体的に何をするのか」を
書いてみようと思います
※ 地域性や各事務所の方針・構成(職員数etc)・取扱業務によって違いはあると思いますので
参考程度にしてください。
ちなみに、勤務した事務所は比較的幅広く業務を行っていましたが、建設業等の許認可業務が中心でした。
私が勤務することになったのは今から10年以上前、
行政書士試験に合格した年のことで、面接に応募して採用された
というのではなく、事務所見学に行った事がきっかけ でした。
(ここからどうなって勤務することになったかは、以前のブログに書いたので省略します)
勤務開始直後は、事務員とお手伝いに来ていた行政書士の方がいたのですが、
少しすると事情により2人とも辞めて(来なくなって)しまったので
所長の先生と私だけでした。
※その後、事務員の方や試験合格者の補助者採用がある
事務所の状況(構成)の影響により変動はありましたが、
特に最初は私も何も知らない状態で勤務していましたので
電話番からFAX・郵送の送付等、PCでの顧客データや
許認可管理のためのデータ入力が中心でした。
余った時間に事務所内の各種書式や過去の申請書などを
ひたすら見て勉強したことは後々の大きな財産になったと思います
時間が経つにつれて、少しづつ簡単な書類から作成するようになり、
来所されたお客様への対応や書類を届けにお客様の会社を訪問をしたり
ということもしていました。
補助者登録してからは、変わらず書類作成が中心でしたが、
諸証明書類の取得や役所へ申請に出向いたりして、
最初はスゴく緊張したのを憶えています
今と比べて業務内容や申請に対する知識が不足していましたので…
退所する前の数年間は、所長・もう1人の補助者・私という構成でしたので
もう何でもやるという感じです。
誰かが必ず外出しているという状況なので
自分一人の時は書類作成をしつつ電話番も訪問された方のお茶出しもしますし、
役所へ証明書類の取得・申請業務、打合せや書類の受け渡しで外出することも
ありました。
各々のスケジュールや訪問先の方向によって効率的に動けるように
その都度予定を組むという感じでしょうか
所長が県会の役員や研修講師をやっており事務所に不在がちだったため
申請・打合せ等で私の外出機会も多かったですね。
電話やメモなどの連絡だけで何日も顔を合わせないこともありました
ある時からは書類作成のスピードが所長よりも早くなったこともあり、
申請書その他書類作成はほぼ全て私がやっていたので、時期によっては
とても忙しかったです
※もちろん申請前に所長のチェックは入ります。
まとめると、
① 電話番・メールやFAXの送付・書類発送作業(請求書等)
② お茶出し等の顧客対応・所内の管理(備品の発注管理等)
③ 所内で使用する書類やデータ等の作成・管理
④ 訪問や来所での顧客との打合せ
⑤ 申請書等の書類作成
⑥ 証明書類等の請求・取得
⑦ 申請先への書類提出
上記が、私が補助者勤務していた当時にやっていた事です
特段必要としていなかった営業活動と事務所の会計作業以外は
かなり多くのことを経験させていただいたと思います
営業と会計も長年の勤務でやるべきことはほぼ理解出来ましたし。
補助者ではない事務員の方がいる場合は、
通常は上記の①~③は事務員の方がやってくれると思いますし、
④~⑦についても所長や事務所の考え方によっては
補助者であってもタッチ出来ないこともあるかもしれませんね。
私は幸運なことに、開業すると自分でやることになる雑務を含め
沢山のことを見て経験できたと思います
いつか誰かを雇用することになった際は、
自分がやってきた事を同じように経験してもらえるように
補助者登録を想定して採用したいですね!
まずは採用を匂わせず事務所見学の募集かな?!
今日はこのへんで!
それでは、また次回
宜しければクリックお願いします!
にほんブログ村
【 大塚行政書士事務所 】 ホームページはこちら