【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
行政書士事務所を開業後スグにする営業活動といえば何でしょうか?
① 友人、知人、前職の関係者へ開業の挨拶状を送る
② 交流会への参加
③ 勉強会・セミナーを主催する
といった事を考える方も多いかもしれませんが…
私はこれらは全てやりませんでした
これらの営業活動に意味がないとは思っていませんが、
私は他の活動をした方が仕事を受任できる可能性が高いと判断しました
なぜかと言うと
①は、そもそも送る人があまり思い浮かばない&会った時に直接伝えよう
②は、仲間や指南役を探すには良いが、新人ではそこで仕事獲得の可能性は低い
③は、建設業許可等の業務としての営業活動にはあまり向いていない
と考えたので、どなたかからの紹介に頼るよりも
もう直でお客様のところにコンタクトしよう!と
幸いなことに許認可業務は、許可取得済みの事業者の情報を
簡単に調べることが出来るものがいくつかあります
『それをリスト化して何百通ものDMを送る』
というのが、私が(HP作成を除けば)最初にした営業活動です。
DMの内容は、事務所の概要やアピールポイント、取扱業務、
報酬額を含む手続にかかる費用総額などでした。
行政書士業務での営業活動においてDMは反応率が悪いという情報を
見たこともありますが、そんなことは気にせずにやりましたね
行政書士の業務全体で見ればDMの反応率は悪いかもしれませんが
(そもそも需要がないところに送っている可能性があるため)、
例えば建設業許可であれば、更新申請や決算報告が定期的にあるので
誰か(本人か行政書士)が必ずやらなければなりません
そういうことです
それで実際に依頼が来るのか?
と思う方もいるでしょうが、来ます!というよりも来ました!
(事業者数がそもそも少ない地域は難しいかもしれませんが…)
反応率で言うと、5~10%くらいでしょうか(細かく数えてはいない)
4年後の今でも開業時に送付したDMがきっかけでご連絡を頂けますし
『許認可業務はベテランの先生が牛耳っていて参入する隙がない』
なんて言われますが、実際は
(1)行政書士には頼まず事業者本人が申請をしている
(行政書士という存在をそもそも知らない場合も)
(2)対応、金額などに不満があっても行政書士を変えていない
(3)体調不良や亡くなってしまったのに後任が見つかっていない
こういうケースが多々あるのが現実なので、
予想以上のご依頼をいただくことが出来ました。
ここまで読んで、先輩行政書士から苦情・クレームは来ないのか?
と思った方もいるかもしれません。
既に行政書士が付いている(?)事業者なのかどうかという点については
調べずにDM送付したので私も多少は心配しましたが…
結果的にはこれまで1件もありません
まぁもし来たら、かかってこいや精神で(笑)
もし、自分もやってみようと思う人がいるなら、
DMに記載する内容をしっかり考えて(私はDM作成の書籍等も読みました)
上記(1)~(3)のような事業者の方が自分に連絡をしてくれるようなものを
作成して送付する必要があると思います。
あとは「スグに頼むようなことはないけど…いちおう捨てないでおこう」
と思ってもらえるようにすることも大事ですね。
まぁ私が開業当時に考えた事・やった事なので、参考程度に
実際にやった結果、先輩からクレームが殺到しても責任は取れませんので
今日はこのへんで!
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