許認可業務の電子申請化で行政書士への依頼は減るか?

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】

 

上尾市の行政書士の大塚ですexclamation

 

WordPressでブログを書いているのですが、バージョンアップをしたら
どうも使いづらくなってしまいました…

 

それはさておき、本題の今日のタイトルについて

どうなのでしょう?
一般的にはやはり減るイメージが強いのでしょうかね grimacing

電子申請化で書類作成が簡単に & 役所へ提出に行かなくてOK
       ↓
自社(自分)で手続を行う事業者が多くなる
       ↓
行政書士への依頼が減る

という構図ですよね。

 

「2022年度より建設業許可・経営事項審査の申請が電子化スタート」
ということで、建設業許可業務が主業務の私もざっと調べましたが…

 

【私の結論】
まだ分からない。
電子申請のシステム次第 & 書類の簡素化がどこまでか による。
という感じでしょうか expressionless

 

電子申請のシステムについては、
どの程度使い勝手が良いか、慣れていなくても使えるものなのか次第でしょう。

正直、建設業の業務でご依頼をいただくお客様も様々で、
1. パソコン・ネット関係に強い方
2. 拒否反応がある方(PCメールもしない方も)   どちらもいます。

1の場合、
電子申請になれば自社で申請する方も多いかもしれませんが、
「時間的な問題」や「専門家への信頼感」で継続して行政書士に依頼する
という方もいるでしょう。

2の場合は、
申請が楽になったからといって、電子申請(とその前段階も)を勉強して
自社でやろうという方は多くないと思います。
逆に、これまで書面提出・窓口申請だから自社で手続が出来ていたけど
電子申請になれば自社では対応が難しくなるという方は多いでしょう。


 

埼玉県では入札参加資格審査申請はほぼ電子化(証明書類は郵送)、
宅建業免許の申請は電子化を推奨している(書面提出もOK)という状況です。

入札の電子申請はそれほど難しいものではないですが依頼はありますし、
宅建業についても、2年ほど前に役所の担当者に聞いた際は電子申請の
割合は
1割程度とのことでした。

完全に電子申請化(書面は受け付けない)という状況ではないにしても
電子申請への拒否反応はやはりあるのでしょうね droplet

 

また、書類の簡素化がどの程度かという点も注目ですね eyes
(個人的には難しいのではないかと思いますが、)
添付書類や確認資料などが相当少なくなる 又は 取得がだいぶ簡単になる
ということになれば、自社で手続をする方も出てくるかもしれません。

申請手続を行うだけの人材がいてスキルもあるが、
書類作成や窓口提出の時間の節約で行政書士に依頼しているという事業者
が顧客の大半を占める行政書士であればそれなりに仕事が減るかもしれませんが、
私は建設業については個人事業主や中小企業がほとんどなので
あまり影響はないような気がしますね smiley (楽観しすぎ?!)

むしろ、電子申請の対応が難しい方からの
新たな依頼に期待しています!!

 

建設業関連業務の電子申請化はまだ少し先ですが、
どういうシステムになるかによってこちらの対応や戦略も変わってくるので
推移を見守りつつ、色々なパターンを考えていこうと思います!

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

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