【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
(けっこう長いのでご注意を!)
私は平成28年1月登録なので、今年の1月で行政書士3年目に突入しました
「開業3年以内の廃業率〇%」とか「開業後3年乗り切れるか」
みたいな事を行政書士業界(?)では言われてるみたいですよね
まぁどこで言われてるかって、「ネット上でだけじゃないかな?」と思うんですよ。
私は開業して3年目、その前に行政書士補助者を約8年やっていましたが、
その事務所の先生、交流があって事務所に来ていた先生から聞いたことないですから。
(そういう話をしたこともなかったので当たり前かもしれませんが・・・)
で、実際に開業して同業者のHPやブログを見るようになってから
上記のような話を聞くようになったという状況です
1回分のブログネタとして『開業3年〇〇〇』について、ちょっと考えてみました
結論からいうと
私の場合、廃業する予定ナシ・乗り切れるでしょう(希望込み) という感じです
なにか相当な出来事が起きない限り・・・
というよりも、
私のやり方だと、1年目を乗り切れればそれ以降はあまり心配していません
(そういう方法を開業時に自ら選択したからですけど)
「開業3年以内に廃業してしまう」や「開業後3年乗り切れるか心配」
という状況になってしまうのは、
1. 業務のほとんどが民事系で、単発の仕事ばかり
2.営業活動を人脈作り(人脈頼み)ばかりに集中させている
3.開業資金(貯金)がそれなりにあるから、1年目は貯金を切り崩してもOKと考えている
もし私が上記1~3の状況だったら、今頃マズい状態になっていたかもしれませんね
(注)あくまでも “ 私だったら ” という前提です。
民事系は1件あたりの報酬額がけっこう多い仕事もありますが、
基本的に対個人なので許認可系に比べて縦・横の繋がりが少なく、
お客様から新たなお客様を紹介して頂けるという可能性は低いと思います。
人脈作り・・・ まぁもちろん人脈はあるに越したことはないと思いますけど、
「ちょっと交流会・研修会等で会った人に仕事を頼むかね?」
と私は考えていたので、そのへんはほぼスルーでしたね。
友人・知人にも会った人には行政書士で開業したことは伝えましたが、
開業の挨拶状を含め営業活動は特にしていません。
そもそも自分の扱う許認可関係に携わる友人・知人の数がそれほど多くない
というのもあるのですが、初めからそこに期待するよりも
とりあえず開業当初は自分で考えた営業方法でやってみてダメだったら頼ろうかな
という考えだったので。
(あまりガツガツ営業されるのは私だったらイヤというのもある )
人脈作りが上手でバンバン仕事の紹介がある人もいるでしょうけど、
お客様に加えて紹介者の人にも気をつけて対応するとなると
体力的・精神的・(場合によっては金銭的にも)けっこうキツそうな気がする・・・
紹介料って必要?とか、間に入られてやりづらい というのもあるかもしれませんよね。
開業資金も、あまり多いとどうなのでしょう?
もし私の開業当初に仕事がなくても1・2年は生活していけるような額があったら・・・
もっとのんびりやってしまって、それはそれでダメだったような気がしますね。
実際は、登録の費用や備品等の購入後の残りでいえば
仕事が全くなければ半年も持たないような額しか無かったので、
営業活動の費用をどう使うかについて真剣に考えましたよ
(幸い扱う業務を絞っていたので、多それほど費用を使わずに済みましたが)
資金が豊富だったら、もっと色々な方法を実行して開業当初から驚異的な売上!
なんて事もあったかもしれませんけど、まぁ自分の持っている額でやるしかないので
個人的な考えでは、毎月の生活費が高くてレベルを落としたくないとか、
のんびりやりたいという事でなければ 開業資金に数百万~千万は必要無いかと。
(子供の進学費用とかがあるなら別ですけど)
自宅のローンがあったとしても、賃貸でも家賃は払わなければならないわけですし・・・
まぁ色々書きましたが、やり方は人それぞれ ← 結局はこうなってしまう
多額の資金を持ってのんびり開業して、人脈・紹介頼りで民事系単発の仕事ばかりを
受注して3年行政書士として生き残れないかというと、そうでもないかもしれません
自分が出来ないのだから、自分以外の人も出来るはずが無い!
とは思っていませんから。
むしろ、自分が出来ることは誰でも出来る
というくらいに考えておいたほうが
調子に乗らないためには良いんじゃないかな
1.許認可系(特に建設業かな)を専門(又は 軸の)業務にする
2.受任に向けては直接アプローチする方法を採る(最初は苦しいかもしれないけど)
3.貯金に頼らず、受任した仕事の収入で生活をする(そういう気持ちで)
これらを実行して1年目を乗り切れれば、
3年だろうが5年だろうが大丈夫だと思いますよ!(保証はしませんけど )
そう考える理由は・・・
(ここまででだいぶ長くなってしまったのでザッと)
・許認可系はお客様からの紹介の仕事が多い
元請・下請・同業仲間がほぼ必ずいるので、評価される仕事をしていれば紹介して頂ける
・許認可系は1社(1人)から複数業務(建設+宅建など)の依頼をある程度は見込める
今後のブログで書く予定ですが、複数の許認可を取得している(したい)方は多いです
・毎年や定期的(数年ごと)に仕事があるので完全な単発にならない
勿論、そうなる様に仕事をしていく必要はあるし、そうするための細かいやり方はある
・直接アプローチすると、段々と精度(受任できる確率)が上がってくる
お客様の反応・同業者の営業手段などが分かるので、良い例・悪い例が分かってくる
・上記の結果、1年目より2年目(それ以降も)は売上UP、営業費用DOWNになる??
まだ丸2年+1ヶ月なので断定は出来ませんが、2年目+3年目のひと月ではなっている
このあたりの詳しいことは過去のブログにも書いたような気がするし、
忘れてなければ今後も書くかもしれません。
長々と書きましたが、まぁ賛否はあるかもしれないですね。
(無いほうがおかしいか)
こんなことを書いておいて
開業後丸3年となる1年後に私が廃業していたら笑ってください
いや、意地でも続けよう
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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