【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
行政書士の新人向けの講座やセミナーで
「価格競争ではなくサービスの質で勝負すべき!」
「サービスに付加価値を付けて他と差別化すべき!」
みたいなのをよく見かけますよね
まぁそりゃ、みんな安いよりは高い価格で売りたい (サービスを提供したい)
と考えるでしょうから、そういうテーマは人気がある(?)のかもしれません。
でも、こんな事にもなりかねないですよ!という話を一つ
先日、行政書士登録して一年未満、
上記のようなテーマのセミナーを受講した方と話す機会があって、
実際にセミナーで挙がったという『付加価値』を具体的に聞いてみたところ、
え・・・それ、たぶんほとんどの同業者が普通にやっていると思いますよ
私が扱っていない業務については分かりませんが、
私の主業務である許認可申請関係では
付加価値と言えるようなものでもないし、それでは差別化できないのでは?!と
あと、そのサービスが必要なお客様はどれだけいるかな?というのもいくつかあったな
「営業はしているのに仕事の受注に繋がらない」って言ってたけど
まぁ当然そうなるかな~ と思ってしまいましたね・・・
他と同じサービスを高い価格で提供する事務所 になっちゃってますから
(もちろん、今後結果が出るのかもしれないですけど)
その方にはやんわりと言ってみましたが、伝わってるかどうか・・・
なんせ講師の方を尊敬(というか心酔?)しているようで
教えられた内容を信じ切っているようでしたから
セミナー等に参加するのは各々の自由ですけど、
ホームページを見たり、直接会って話したり(探ったり)して
近隣の同業者がどういうサービスを提供しているか調べて
自分で考え自分で決めることが大事だと思うんですけどね
講師がどういう方だったか知りませんし、
その内容で実際に成果が出たという実績があるのかもしれませんが、
その方のケースとは時代も地域も違うでしょうから
丸々鵜呑みにするべきではないのでは?
そもそも・・・
私の考えでは “ 差別化できるほどの付加価値の高いサービス ” って
それほど無いような気がするんですよね
他から見たら普通のサービスを、自分だけ付加価値と信じてしまっているって・・・
なかなかの悲劇じゃないでしょうか。
自分が思いつくようなサービスは当然周りの人も一度は考えているだろう
と私は思ってますけどね。 まぁ私は凡人なので
それを前提に、自分が考えられるサービスを可能な限り付け、
時間の使い方や書類の作成方法で工夫して効率化することで
価格勝負も出来るようにしている(つもり)です!
まぁ事務所の方針・営業方法はそれぞれですけど、
行政書士業界・扱う業務の実情を知るためには
有名な大先生の話を聞くだけではなく、
同じ地域の複数の同業者の人から色々聞き出すほうが
大事なのかなと個人的には思いますよ
と、まだ2年目のペーペーが語ってみました
一応、補助者時代も含め行政書士業界に約10年携わっているので大目に見てください
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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