【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
弊所では、開業以来ずっと報酬は原則「後払い」としていますが、
行政書士の中でも前払い・後払い・その他(中間金など)と
報酬をいただくタイミングは色々のようですね
前払いであれば未回収のリスクは無くなるでしょうし、
「ちゃんと支払っていただけるのか?」という心配なく業務を進める事が
出来る等の理由で行政書士側から見れば前払いの方が良いのかもしれません。
前払い・後払いのどちらを採用している行政書士の方が多いのか?
私も開業前に考えたことがありますが・・・
同業者とそのような話はほとんどしないので、正直分かりません
独立開業前に私が補助者として勤務していた事務所は原則前払いでしたけどね
まぁ私も「後払い」に特に強いこだわりがある訳ではありません。
本音を言えば、どちらでもいい のです
実際、お客様が前払いを希望された場合には前払いで頂戴していますので。
「後払い」にしている理由 としては、
① そもそも報酬が高額になることが少ない
建設業などの許認可業務に専門特化していますので、
いくつかの手続を同時にご依頼いただいたとしても
1回の報酬分のみで20万円を超えることはそれほど多くありません。
(報酬額100万とかだったら、さすがに中間金はいただくかもですね )
② お客様の属性を考えて
お客様のほぼ全てが建設業・宅建業の許可業者(又は 取得希望)の法人・個人
なので、突然消息不明や連絡が取れなくなるという可能性は低いと思っています。
③ 行政書士が特別な職業だとは思っていない
『仕事に自信があるなら、前払いだと堂々と伝えましょう』という主張を以前に
見たことがあり、「それも一理あるな」とは思います。賛同はしないですけど
私のお客様は建設業者の方が多いです。
そして、建設工事の請負代金は(高額の場合を除き)ほとんど後払いでしょう。
それなら私もお客様の支払い方法に合わせようかと
『仕事に自信があるなら―』という考え方を正しいとするなら、
「お客様もそうしてはいかがですか?」と提案できるのか?という疑問が…
行政書士は他の職業とは違う!と言われてしまえばそれまでですが、
『業務を完了させた段階で報酬を請求する』
というのが私の基本的な考え方ですね
④ 未回収にならない自信?と運がある
まだ開業して約3年半ですが、これまで未回収だった案件は1件もありません。
請求後に値引き要求をされたり、催促に時間が取られたりという事も無いですね。
補助者時代の経験と、開業後にお客様に接して報酬額の伝え方・請求方法などを
自分で考え工夫してきた結果かもしれません
頻繁に値引き要求や未回収が発生するのであれば、
それは、打ち合わせが不十分か、業務の進め方(対応・スピード等)や
結果について お客様が満足していないからなのではないかと思っています。
(だからといって払わなくても良いということにはもちろんなりませんが )
あとは何といっても、良いお客様ばかりに恵まれたという私の運の強さですね
これからも未回収になってしまうリスクはゼロではないですが、
自転車操業をしているわけではないですし、報酬を早く頂戴する理由も
特に無いので、今のところ「前払い」に 変更することは考えていません。
むしろ、お支払いいただく時期はお客様の締め日・支払日に合わせたり、
分割払いも可にしたり、証紙代などの実費分の立替えもしたりと
最近はどんどん柔軟になってきていますね
ベテランの方から見れば危ない対応に見えるかもしれませんが、
万が一の時の対策は考えていますので、おそらく大丈夫でしょう
今後もし未回収が発生するようなことがあるとすれば、
自分の対応が今と変わってしまった というような
私自身の問題も多分にあると考えて、そこを見直す必要があるのだと思います。
最後に念のために書いておきますが、私は上記の理由で後払いにしていますが、
後払いを推奨しているというわけではありませんので
それを決めるのも事務所経営の一つですからね!
そういえば、業務完了から入金まで最も時間が掛かったのは約半年で、
なんと… 申請のお手伝いをした同業者(行政書士)でした…
たぶん忙しくて忘れていたのでしょうね
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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