上尾市の行政書士の大塚です
今日は、前回の 私が必要 (欲しい) と感じたスキルなど (業務別編) の続き
を書いていきます。
まずは、
行政書士業務で数少ない顧問契約が見込める 「記帳会計」関連 について
① 簿記の知識
※これは必須ですね。
簿記の2級 の資格を持っているのが望ましいと思います
建設業の場合と違って、飲食店などいろいろな業種の記帳代行をする可能性があるので
仕訳の際に使用する科目が業種によって変わってきます。
複数の会社(個人)を担当することもありますので、柔軟に頭の切り替えが出来ることも
重要かと思います
② 会計ソフトの使用経験
※これは通常、無いと思いますが・・・ あるといいですね。
記帳会計業務を行なっている事務所のほとんどは会計ソフトを導入 している思います。
「弥生会計」 や 「会計王」 など聞いたことがありませんか
どの会計ソフトを使っているかは事務所によって違うので、実際に使用するソフトに
慣れて使いこなせるようになる力 も必要ですね
(いまはインストール型・クラウド型含めいろいろな会計ソフトがあるようです)
独立・開業すると、自分で確定申告をすることになると思うので、
会計ソフトに慣れておくのは非常に重要だと思います
次は、 「法人設立」関連 について
③ 会社法の知識
※これは必須だと思います。
法人にも色々ありますが、業務として扱うのは「株式会社」 が一番多いと思います。
(ご存知のとおり) 行政書士は会社設立の「登記」は出来ません ので、定款・議事録
その他の書類を作成する機会が多くなります。
その際に会社の機関設計(取締役会、監査役などがありますよね) について知っていたほうが
いいと思いますよ
行政書士試験で 「 会社法 」 が試験科目になっていますが、
試験に出そうなところのみ勉強しませんでしたか
(実は・・・ 私がそうでした )
会社法を扱った書籍は数多くあるので探してみてはいかがでしょうか。
(ちなみに、私は 会社法の解説書 と 定款の事例集 を購入して勉強しましたよ )
④ 電子申請への対応力
※これはあまりピンとこないかもしれません。
会社設立の際の 「 定款認証 」 には 「 電子定款認証 」 という方法がありますが、
これは文字通り、パソコンで行なう電子申請の一つです
どこかのホームページで、「専門家が定款認証を行なうと4万円安くなる」 のような
文章をみたことがありませんか
会社設立を主要業務として行なう事務所では、(ほぼ)必ず電子申請をしています。
( 4万円安くなるので、依頼者にメリットがありますからね )
現実的には、業務を行なってみないと分かりづらいですが、
こういった電子申請 にも柔軟に対応できるといいですね。
パソコンの設定やプログラムに詳しい人は問題ないでしょう
今日はこのへんで! 続きはまた後日に
次回は、「必要なスキル」(業務別 編)の最終回 を書きたいと思います。
それでは、また明日
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