【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
求人募集をしている事務所の数が少なく、実務経験を積まずに即開業する
というのが行政書士の開業では一般的です
「どこかの事務所に雇用されても、雑務ばかりで実務は覚えられない」
というような主張をされる方もいます。
その事務所の方針や事情、働く人の意識の問題次第ではそういうケースも
あるかもしれませんが、どちらかというと少数派なのでは?と私は思いますね
私が勤務していた事務所はもちろん、
(私が知っている・聞いた範囲での)人を雇用している事務所では、
補助者に書類作成や申請もガンガンやらせているようですので。
まぁどんな仕事でもそうだと思いますが、
1から10まで丁寧にじっくり時間を掛けて手取り足取り教えてはくれないでしょう
それくらいの丁寧な指導を期待して行政書士事務所に勤務したとしたら
「ぜんぜん実務が覚えられない」という結果になるかもしれませんね
あとは・・・
「絶対に補助者・所員に実務はさせない」
という(謎の)方針があるような事務所だったとしたら
雑務しかやらせてもらえないかもしれませんが。(現実的にはあまり考えられないけど )
私の場合、最初は 記帳会計のレシート・領収書貼り&電話番 でした
(何の知識も経験もなく出来ることが無かったので当然ですね)
ただ、その指示された仕事を早く終わらせ、
PCや紙ベースで保管されたデータを見て勉強していました
(もちろん了承を得てですけどね)
申請が完了した控え書類や申請前の書類などを実際に見ることが出来て、
業務ごとの違いやケース別の違いを比較して確認出来るので最高の環境ですよ!
どうしても分からないことは具体的に質問することが出来るため
書籍での勉強や抽象的に話を聞くよりも知識が身に付くのは当然ですね
そうすると、段々と「これを作ってみて」というように任せてもらえる仕事が増え・・・
それを繰り返していくうちに自分が出来る仕事が多くなっていくので、
書類作成や申請時の役所側とのやり取り等の経験をどんどん積めるという好循環に!
事務所の状況・働く人の能力によっても違うでしょうが、
開業数年~十数年かかって経験することを
数ヶ月の補助者勤務で学ぶことも可能かもしれません
(蓄積されたデータ、日々の仕事量が1人事務所とは違いますから )
いまの私もそうですが、
(郵送でしか受付をしない業務を除いて)役所に書類を郵送することも
請求書をお客様に発送することもあまり無いようなやり方をしていたので
その点も実務習得に集中できて良かったと思いますね
結局は、ヘンな?事務所でない限り
補助者として勤務すれば間違いなく実務を覚えることは可能だと思います
私がいくつもの事務所に補助者として勤務したわけではないので
イマイチ説得力が無いかもしれませんが、自分の経験上はそういう考えです。
あと、補助者として勤務することで毎日間近で見れるため、
事務所経営についても少なくともヒントぐらいは分かって開業後も役に立つでしょう
どうしてもスグに開業したい(しなければならない)という事情がある場合や
即開業でもやれる自信しかない というのであれば別ですが、
数年の補助者勤務からの開業は悪くない選択だと思います!
もし当時に戻ったとしたら、「補助者勤務」という同じ道を選ぶだろうな~
今日はこのへんで!
それでは、また次回
宜しければクリックお願いします!
にほんブログ村
【 大塚行政書士事務所 】 ホームページはこちら