【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
私は行政書士として開業する前の約8年間、
県内の行政書士事務所で補助者として勤務しました
補助者の経験があって良かったと思うこと・・・
1番はもちろん『申請実務を覚えることが出来た』という事ですが
2番目は『事務所運営を間近に見る・経験することが出来た』ことですね
幸い(?)新規営業をする必要がないくらい忙しい事務所だったので
営業活動は経験できなかったのですが、
・ どういう方が、どう経由して、どのようなカタチで依頼してくるか
・ 業務毎にどこに需要があるか
などが分かっていたので、自分が営業する際にもかなり役立ったと思います
また、開業して(現在で)20年以上経つ事務所だったので
事務所で用意すべき書式が揃っていましたし、
申請の際に役所から要求される様々な書類(役所HPからダウンロード出来ない任意書式含む)に
ついても何度も目にして、実際に使用した経験があったので
「この書類も必要になる可能性があるな」と先回り?して用意することが出来るため
現在の申請実務の効率化の面ではとても良かったですね
お客様から書類を預かる、控え(副本)をお渡しする際に
どのような方法(ファイルの使い分けや説明資料など)で行うのかという点でも
参考にしつつ自分の+αを加えてやっていますが、
同期の人にその話題で話をしたところ
「行政書士って、そこまで丁寧にやるものなんだね」
「そういう風にやれば継続的ご依頼がいただけるのか」 という感想でした。
『ただファイルに入れて渡すだけ』というイメージだったようですが
今の自分のやり方と比べると、それではたしかに味気ないですかね
これ以外にも、自分では当たり前と思っている方法・サービスが
同業者の皆がやっているわけではないという事が最近徐々に判明しています
豊富な実績と経験がある事務所で補助者勤務をしたことで
“ 普通 ” “ 当たり前 ” の水準が高いレベルにあるのであれば
さらにレベルUPしてお客様にご満足いただけるようにしたいですね
とりあえず開業して先輩に聞く、事務所訪問して雰囲気を掴むということも出来ますが、
申請実務でも事務所運営でもちょっと見て・質問してというだけでは分からない点も
たくさんあるでしょう。
実際に私も、開業予定・準備中の複数の方に実際に会って話をしたり
事務所に来て見学?してもらったりしましたが、
あとで「アレについても話をしておいたほうが良かったかなぁ」
と思ったりもしましたので
自分の状況や考え方次第ですが、
補助者として勤務するチャンスがあるなら『開業前に補助者として経験を積む』
という選択肢も考えて良いのではないかと私は思います
開業後に他の事務所のやり方を詳しく知ることはなかなか出来ないですからね・・・
もし私が試験合格後に即開業していたら業歴10年くらいになる計算ですが
特に焦って開業しなければならない事情も私にはありませんでしたし
後悔もなく「あの補助者勤務の経験があって良かった」と日々感じていますよ
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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