上尾市の行政書士の大塚です
今日は 行政書士の報酬額 について考えてみます
開業するにあたっては、報酬額 を決めなければなりませんよね
開業を具体的に考えている人は、複数の行政書士事務所のホームページを見て
参考にしようと思っているはずです
(私もそうでしたが、最初はいくらぐらいにするか検討もつきませんからね)
でも、業務によって 又は 人によって 全然違うんだなぁ と思われませんでしたか?
行政書士は扱う業務の種類が多いですし、報酬額を自由に決められる ので、
個々の考え方によって金額にかなり開きが出ています
※ 日本行政書士会連合会のホームページに「報酬額統計」がありますので、
参考にしてもいいかもしれませんね。
実際の業務を通じて・同業者の話を聞いて・インターネットで調べて見て の結果、
私が報酬額について感じたこと を書きます
(私は平均より安い報酬設定なので、公平に書けていないかもしれませんが ・・・ )
平均(相場)より報酬額を安くするケース
新たに行政書士を開業する人に多いかもしれません。
「安く設定してはならない」とするホームページは私もいくつか見ましたが、
後発で参入する際の武器の一つではありますからね
メリット としては、
① 目を引くことができる
やはり金額を気にする方も多いので、ホームページやチラシに記載する金額が
他より安いということは 注目されるポイント だと思います
② 継続して依頼してもらえる
最初に受任した依頼をしっかりやることが大前提 ですが、あまり高いと依頼することを
ためらったり、他に安くお願いできる人がいないか探す という場合があるようです
私の経験でも、「今までの人は高かったから」 という理由で新たにご依頼いただいた
ケースもありましたね
デメリット としては、
① 安すぎると信用されない
極端に安すぎると 、「ホントに大丈夫か?」 とお客様に不安を抱かせることになり
信用されないこともあると思います
その金額設定の根拠(専門性、期間や対象を絞っている、知識・経験の裏付けetc)
を示すことが出来る金額 にしなければならないでしょう
② 業務をこなせなくなる
1件あたりの金額が安いと、多くの仕事をしなければならない場合があります。
業務にかかる時間と金額設定のバランスが悪いと、費やせる時間で業務を
完了させられなくなるかもしれません
質は確保しつつ、業務の効率化と自分の作業スピードを上げる工夫が必要です
③ 途中で報酬額を上げられない
一度安い金額で依頼を受けてしまうと、途中で上げるのは難しいでしょう・・・
何か合理的な理由があり、お客様が納得してくれればいいと思いますが、
私は説得力のある理由を思いつきません
④ 周囲(同業者)からのネガティブ反応
私は経験したことは無いのですが、同業者から直接的・間接的に批判される
こともあるようです
ネットでは、「品位が低下する」や「自分の首を絞めるだけ」という意見もありました。
(私はこれに対して思うところはありますが、それは置いといて、)
報酬額の設定の際はこれも考慮したほうがいいでしょう
思いのほか長くなってしまったので、
平均(相場)より報酬額を高くするケース は次回に書きたいと思います
今日はこのへんで!
それでは、また明日
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