【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
先日、宅建業免許の新規申請 で県庁建築安全課へ行ってきました
このところ更新申請が多かったので新規申請は久しぶりでしたが、
申請書類作成・証明書類収集について大きな違いはないので
特に指摘事項もなくスムーズに審査は終わり、無事に受理されました
(もう何度も聞いているので分かっているけど形式上)
免許証の交付までの流れ・日程等の説明を担当者から聞き、
その後に担当者とちょっとした雑談・情報収集タイムへ!
窓口が混んでおらず、気軽に話が出来る方が審査担当になった時だけですが、
2、3分こちらから質問・確認をするようにしています
審査担当者の面々が変わることもあるので雑談として人事異動の予定・結果を聞くこともあれば、
申請書類の記載・押印箇所の省略が可能か否か、レアなケースを想定した質問などなど
さすがに手引きに載っているような質問はしませんが、
「これが可能なら業務の効率化に役立つかも」という確認をして
実際に良い回答をもらえることもあります
「〇〇のような場合は、△△でいいですよね?」というような確認をして
「△△でもいいですし、□□でもいいですよ」という感じで、
知らなかった情報を得ることが出来る場合も稀にありますからね
経験した申請数はそれなりにあると自分では思っていますが、
その何倍も(審査する側で)経験している担当者からレアケースへの対応を聞き、
それを情報として持っておくことは必ず今後に活きてくるでしょう
ということで、
今回は『宅建業の電子申請』について質問をしてきました。
私は開業以来、宅建業の免許申請を紙の申請書で行っていますが、
電子申請の状況・運用面なども聞いておこうと
結果としては、
電子申請の申請数はかなり少ないようですね
(全体の1割にも満たないようで、申請している人も限られているようです)
まぁ予想どおり・・・ ですかね
県庁の窓口まで行かなくてもいいのはメリットだとしても
手順を確認してみるとやや煩雑なところがあるのは否めず
何より、電子申請で一番のデメリットと感じるのは
紙ではなく電子申請にすると、お客様の負担が増えることですね
埼玉県では
紙で新規免許申請をした場合、原則として県による営業所調査はありませんが
電子申請の場合は、原則として営業所調査を行うという話なので・・・
電子申請をすることで代理人である行政書士の移動の負担が減っても
依頼者であるお客様の負担が増える営業所調査が行われるようでは
“ お客様の負担を極力減らす ” という私の方針とまったく合わないです
その他にも色々な情報を聞きましたが、ここでは省略。
面白かったのは、
審査担当の側でも電子申請への対応はやや面倒なのかな?
という印象を受けたことですね。
(直接は言っていませんが、会話のニュアンスで )
そのへんも考慮して(?)、
「これからも紙で申請すると思いますので、今後も宜しくお願いします!」
と伝えて帰路につきました
ちなみに、
GWを挟む影響もあって、免許交付決定の連絡ハガキが来るのは6月中旬頃のようです。
その前の『電話ヒアリング』実施の連絡が早く来ることを願って待ちましょう
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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