【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
先日、ある方からご紹介を頂いて建設業許可申請を行いました
お客様のお話を伺うと、
「地元の行政書士に頼んでいたけど、全然進まないから」という事で
「誰か出来る人はいないか」となって私に来た案件でした。
少なく見積もっても依頼してから6か月は経過していたようで
お客様もご自身の仕事が忙しい中、進捗状況の確認の連絡や催促は
何度かしていたそうですが、もうさすがにシビレを切らしたと…
行政書士登録をしていると毎月送られてくる『月間日本行政』に
処分事例として “ 受任した業務の放置 ” が載っていることがありますが、
実際にそういう行政書士がいるという話を聞いたのは初めてでした
受任して1週間ほどで申請 → その後無事に許可取得が出来たので
案件自体はそれほど複雑なものではなく、
放置していた理由が正直分かりませんが…
建設業許可業務の経験が少ないと言っていたようなので
その前任者からすると難しかったのかもしれませんが、
出来ないなら出来ないでお客様にその旨伝えるべきでしょう
今回は、実害もなくお客様も怒っているという感じではなかったし
(呆れていた?)前払いもしていなかったので特に大ごとにはしない
ようですが、行政書士会に苦情を言っていたら処分の対象になるのかも
しれませんね。
『月間日本行政』を見ても “ 放置事例 ” というのは結構あって、
前払いで受領した分をすんなり返還しないケースもあるようです。
業務にもよりますが、こういう事が稀にとはいえあるなら
お客様にとっては前払いのほうがリスクは大きいですよね。
行政書士側は自分がリスクを負いたくないので前払いが好きみたいですが
建設業などの営業許可に関する業務で言えば、
申請先への確認や打ち合わせをしっかりしていれば
所要期間や見積金額について事前に提示することは難しくないはずなので
これを示せないという事は知識・経験が不足している
ということになるでしょう
どんな業務も経験してみなければ出来るようにはならないので
未知の業務では多少の不手際、余計な時間・手間が掛かることがある
かもしれませんが、お客様への説明は欠かさないでほしいですね。
放置、ダメ、ゼッタイ。
今日はこのへんで!
それでは、また次回
宜しければクリックお願いします!
にほんブログ村
【 大塚行政書士事務所 】 ホームページはこちら