【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】
上尾市の行政書士の大塚です
前回のブログでも書いたとおり、開業して約3年半経過しました
開業当初から『自宅兼事務所』にすることを決めて物件を探し、
イイところを借りることが出来てそのまま現在に至ります
余談ですが、書類作成において「現在に至る」って結構な頻度で使いますね!
今日は 開業~現在の3年半を自宅兼事務所で営業してきて感じた事 を
書いてみようと思います。
結論から言うと、下記の2点です
① メリットはたくさんあるが、特にデメリットは感じない
② しかし、デメリットは見えていないだけ(?)という事も
メリットは開業前に想像していたとおりでした。
(1)事務所としての賃料が掛からないという金銭面
特に開業してスグの頃は金銭的に余裕があるわけでは無かったので、
自宅(賃貸)に加えて事務所+駐車場の賃料が発生していたら
なかなか厳しいものがあったかもしれません
それならそれでどうにか対処するのでしょうが
(2)事務所に通勤する必要がないという時間面
これは開業当初に考えていた以上のメリットになったかもしれません。
もともと性格上、通学や通勤に時間を掛けるのはムダと考えていて
それならば違うことに時間を使いたいと思うタイプなので。
考えてみれば、もし往復の通勤時間が1時間/日あったとしたら
1か月で20時間超ですから、それだけの時間があれば相当の数の
書類作成が出来ることになります
また、事務所に寄って資料等を持ってから訪問先へ という事も
当然ありませんし、夜や休日に何かやり忘れた事があってもスグに
対応できますからね。
その他、遅くまで仕事をしていてもスグに寝られることや
休日に配達された郵便等もスグに確認できること
など細かいところではメリットが色々あるでしょう
一方、一般的にデメリットと考えられる点
(1)プライベートとのメリハリがつけにくい
これはどうでしょう?デメリットになっているのかよく分かりません
私は学校や資格の勉強とかでも外より自宅の方が集中できるタイプなので
塾や図書館を利用することなく家で黙々とやっていましたし、
そういう環境でも問題ないと自分では思っています。
そもそも、自宅に漫画やゲーム等の誘惑するモノ?自体が無いので…
前職の補助者時代(独立事務所)と比べて生産性が落ちているかというと…
仕事の範囲が違うので比較が出来ないというのが正直なところでしょうか。
(2)対外的な信用
お客様の中に『自宅兼事務所だと信用面で劣る』と考える人がいるだろう
という事は開業準備の段階で私も当然考えました。
ただ実際は、これまで「自宅兼事務所にしなければ良かった…」
と思ったことは1度もありません
まず、相談のお電話や打ち合わせの際に “ 自宅兼 ” or “ 独立事務所 ” について
聞かれることはほぼありませんし、聞かれて “ 自宅兼 ” であることを
伝えたところで悪い反応をされたことがありません
そのあたりは気にしない方が多いという気がしますし、
お客様が顧問契約している他士業(税理士、社労士)の方についても
自分が出向くよりも来社してくれるほうが有難いという話はよく聞きます。
ご依頼いただいているお客様は、法人・個人問わず自宅兼会社ということも
多いためそう感じるだけであって、
大企業と取引をしようとすれば また違うのかもしれませんけどね
最後に、冒頭の②の点 について
私自身は現在のところデメリットは感じていませんが、
気付かないところでデメリットが発生している可能性は否定できません。
私は各種の営業において事務所所在地を表示していますし
HPでは『自宅兼事務所』であることを “ あえて ” 書いています。
ですので、依頼しようとしていた方がそれを見て
「この人は自宅兼事務所だからやめておこう」と
初めから選択肢から除外している事もあるかもしれません。
その場合は受任の機会を逸している訳ですが、
わざわざ連絡して教えてくれるわけではないので実際の数は分かりませんよね…
このまま順調にいけば、私もどこかのタイミング(誰かを雇用する等)で
自宅兼だと不都合が生じて事務所を探すことになるのでしょうか。
そうだとしても、おそらくアパートかマンションになるはず?!
う~ん……そうなると外見や所在地の表記上では自宅兼事務所も独立事務所も
あまり変化はないような気もしますね
何人か雇用して事務所専用の物件を借り、
どう見ても『事務所!』という体裁を整えないと②の問題は解決しないかな
あれ?!少なくとも今の自分の考え方とはちょと合わないですね
今日はこのへんで!
それでは、また次回
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