各許認可申請の審査時間(待ち時間)を知っておくこと

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】

 

上尾市の行政書士の大塚ですexclamation

 

行政書士として仕事をしていて大事だと思うことの1つに
『時間の使い方』というものがあります point_up

なるべく余計な時間は使いたくない、限られた時間をいかに効率的に使うか。

 

受任した1つの仕事に掛かる時間が長いのか短いのか という点は
報酬額の設定にも反映されるのではないか と自分は考えています  eyes

① 打合せや書類のお預り・返却でお客様のところへ訪問する際にかかる時間
② 申請書類の作成や諸証明書類の取得にかかる時間
③ 役所で申請書を提出するまで、申請してからの審査待ち時間

 

これらの時間がどのくらい掛かるか(掛けるか)を把握していないと
訪問の際に遅刻したり(逆に時間が余ったり)、
書類作成の順序や優先順位を上手く決められなかったり、
複数の役所を訪れる際に事前に予定した分を周りきれなかったり・・・ droplet

こういう事があるとスケジュールに狂いが生じるため
後々に余計な労力・時間が必要になってくるなど
効率的に業務を行っているとは決して言えない状態だと思います。

 

事務所の立地や交通事情、扱っている業務についての特殊事情、
自分の能力(書類作成スピードなど)をしっかり理解して
スケジュールを組むことはとても大事だと思っています。
(もちろん、自分でコントロール出来るものばかりではありませんが・・・)

 

私は開業する前から「建設業等の許認可業務に専門特化する」ことは
決めていましたし、行政書士補助者をしていた期間がそこそこ長いので
許認可業務において上記①~③でどのくらい時間が掛かるかは把握していました ok_hand

そのうえで、これから頻繁に行くことになるであろう申請窓口(主に県庁)や
証明書類を取得する機関(税務署・法務局等)への
車・電車での行きやすさや
距離等を考慮して現在の事務所を選びました

※ちなみに最寄り駅までは徒歩2分、ベランダから駅ホームが見えます train

 

上記③に書いたとおり、役所の申請窓口で掛かる時間も把握しておかないと
その前後に上手に予定を入れることが出来ないと思います。

まぁ…これは自分で実際に申請を行い何度か経験しないと分からない事ですし、
各自治体・業務によって申請方法(予約が必要か否か、対面審査か否か)違うので
「〇〇申請は□□分かかります」とは言えないのですが・・・

 

それでは何も面白くないので、参考までに 埼玉県のいくつかの申請について
「申請書の提出から審査・受付完了までの時間」
書いてみようと思います。
(注)私のこれまでの申請経験の中で、書類の記載内容等に問題が無くすんなり申請が完了した場合の
時間となります。

 

【建設業許可申請】
・新規申請 1時間~2時間半
・更新申請 30分~1時間半
・変更届出 15分~1時間
(時期・時間帯・混み具合に加え、申請内容や変更項目によってかなり変動します)
・経営事項審査申請(経審) 15分~30分
(申請業種数・技術職員数・完工高の裏付書類によって変動します)

※対面審査ではなく(経審を除く)、番号札を貰い待合室で待っていて
確認事項がある時のみ呼ばれます。
経審は事前に日時の予約が必要ですが、それ以外は予約不要です。

 

【宅地建物取引業免許申請】
・新規申請 30分~1時間
・更新申請 15分~30分
・変更届出 10分~30分
(時期・時間帯による混み具合はあまり関係なくほぼ空いてますが、営業所の数によって多少変動します)

※原則、確認事項がある場合はその都度聞かれる対面審査ですが、
一声掛けて了承を得れば、席を外して証紙購入や別の課への申請など
用事を済ませることも出来ます。申請・届出の際に予約は不要です。

 

【産業廃棄物収集運搬業許可申請(積保なし)】
・新規申請 30分~1時間
・更新申請 30分~1時間
・変更届出 10分~30分
(廃棄物の種類や車両台数によって変動します)

※こちらも対面審査ですが、席を外したことがないので可能かどうかは不明です。
変更を除いて事前に電話連絡のうえ申請日時の予約が必要です。
変更申請は経験が無いので分かりません。

 

私の扱っている許認可業務の主なものでは上記のとおりです。
すべての申請業務について言えることですが、同じ申請先であっても
担当者によって審査する順序もスピードも一定ではないので多少変動します expressionless

 

また、上記業務以外では、警察署の生活安全課に申請する古物・風営業務では
担当者が1人しかいない署もあるため、事前に連絡することは必須です point_up

実際にそういう経験は無いですが、事前に訪問する日時を伝えていても
「緊急事態の際は外出して不在のこともありますのでご了承下さい」
と言われことがあるので “まさかの事態” もあり得ますね sweat_smile

 

今回書いたのは埼玉県の一部の申請業務の場合ですが
申請経験を積むことによって申請先の特徴や担当者によるちょっとした違いも
分かってくるので、よりムダのないスケジュールを組むことが出来ますよね sparkles

東京都や群馬県なども少しだけ申請経験がありますが、
まだ分からない部分もたくさんあるので・・・いつかの機会に!
自分なりに色々と考えて、現状は『埼玉県の許認可専門』で営業活動・実務を
行っているので「いつか」はだいぶ先になりそうです sweat_drops

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

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