新人行政書士が許認可業務(建設業等)に割り込む余地はないのか?

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】

 

上尾市の行政書士の大塚ですexclamation

 

もうすぐ(来年1月)で行政書士3年目が終わる という状況の私ですが、
開業時から現在まで変わらず建設業等の許認可業務ばかりしています sweat_smile

しっかり数えて計算した訳ではないですが、
まず間違いなく90%以上は許認可業務(建設業・宅建業・産廃業)ですね。

 

独立開業することを決意した時から許認可業務に専門特化していくことは
決めていたので、まぁ思い通りの結果というところでしょうか ok_hand

思い返してみれば、開業直後に支部の先輩方と話す機会に
「何の業務をやっていこうと思っているの?」と聞かれた際、
「建設業を中心に許認可業務を―」と答えたら
(そういう人はあまりいないのか)意外な顔をされましたね droplet

まぁ「前職は?」と聞かれるまで許認可業務中心の事務所で
行政書士補助者をしていたことを話していませんでしたから grin

 

やっぱり新人行政書士の方は相続や遺言などの民事系業務を
扱おうと考える方が今も多いのですかね  eyes

ネット上でも行政書士の一部の人(と何者か分からない人)が
『許認可業務はほとんどベテランが抱えている』
『新人行政書士には割り込む余地がない』
『許認可業務ではなく、需要がある民事系やニッチな業務を扱うべき』
というような主張をしているので、
それを信じて許認可業務を扱わない選択をするのかもしれません。

 

許認可業務に専門特化して約3年経過した私の個人的な考えでは・・・
「そんなことないよ~」って感じですかね blush

① 確かにベテランは相当数を抱えていると思うが・・・
それでも行政書士が関与している割合は
多く見積もっても許可申請・業者の6~7割くらいでしょう。
自分で申請している人はかなり多くいて、その中には “仕方なく自分で”
“そもそも行政書士の存在を知らない” という人が思いのほか多くいることを
私も開業してから知りました。(もちろん、“あえて自分で” の人もいますが)

② ベテランが多いからこそ・・・
そもそも平均年齢が高い行政書士でベテランとなると、
体調面などで業務を継続できなくなる人も多いようです
私もこの約3年の間に、HPやDMを見ていただいたお客様から
「前任の先生にはもうお願い出来なくなって・・・」とご連絡を頂いたケースが
予想していたより多くあります。

③ 新人行政書士がというより・・・
すでに担当の行政書士が付いている事業者に別の行政書士が “割り込む” という
こと自体が(不満や不手際が無い限りは)難しいのだと思います。
サービスなのか金額なのか何かでメリットを感じてもらわないと
というところでしょうか。

 

建設業許可や宅建業免許の手続は業者数も多いので
許可業者の決算報告や更新申請の場合は、
自分でやるのはやはり面倒くさい・忙しくてもう自分では出来ない などの理由で
それを解決してくれる行政書士を求めているお客様はそれなりの数いますからね。
まぁどう掘り起こすかというところが一番のポイントなのですが expressionless

 

新規に許可取得をしたいお客様からのご依頼の場合は、
士業等からの紹介かホームページが有力なのかと思います。
紹介は人脈等を考えれば新人行政書士は分が悪いのかな?という印象なので・・・

ホームページはベテランの方だと作っていない・あまり力を入れていない
という印象がありますね。(すでに顧客数が多いほどその傾向がある?)
さらに、私の経験上、比較的若いお客様だと年上よりも同年代の行政書士のほうが
良いという考えを持っている方も多い ので、それなりのものを作っていれば
若い新人行政書士でも受任できる余地は十分にあるでしょう
point_up
(実際、私もHP経由のご依頼の半数以上は30・40代のお客様ですから pray

 

結論、ベテランの方がそれなりに抱えているのは事実なのでしょうが、
新人でも既に開業している人であっても
まだまだ参戦する余地はありますし、
やり方次第・工夫次第
なのかと思います。
思いがけず流れてくるご依頼もありますし bulb

 

ただ正直・・・
「みんな許認可業務をやりましょうよ!」ということでも無いのですよ confused

そもそも自分の好きな・やりたい業務をやればいいし・・・
地域性や業者数の違いはもちろんあるので一概には言えないし・・・
半端な気持ちで手を出すと、事業者も行政書士もエライ目に遭うことも
十分に考えられますから sweat_drops

経審や入札などを扱うことも考えれば建設業の業務はかなり奥が深いですし
補助者時代を含めれば主業務として10年以上扱っていても
初めてのケースで確認や勉強が必要になることがあるので、
専門特化するぐらいじゃないとあらゆる事例に対応できないのでは?
と個人的には思っていますからね wink

浅く広くやるよりも、これからも許認可業務でガンガン行きますよー fist

 

以上、許認可業務ばっかりやっている者の主張でした!
行政書士の一部の人=私 の考えなので、信じるか信じないかはあなた次第…

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

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