上尾市の行政書士の大塚です
行政書士試験に合格 → 即開業 という方が多いですが、
「出来ればどこかで経験を積みたい」と考えている方は多いと思います
ただ、『行政書士事務所の求人が少ない問題』がありますね
これについては、私はどうしようも出来ませんが・・・
(タイミングが良ければ求人があるので根気よく探しましょう )
「補助者になるのは時間のムダ」
「雑用ばっかりさせられて仕事は覚えられない」
「たいした仕事はさせてもらえず経験が積めるわけではない」
などの意見に対しての
補助者経験者の私の考えを書きたいと思います!
結論から言うと、
『仕事は覚えられるし、経験も積めるので
補助者になるのは意味がある!』
ただ、いくつか条件があって、
(1)早急に開業したい(しなければばらない)理由がないこと
この場合は、そもそもどこかの事務所に勤務して
補助者として働くべきではないと思います
1年程度の勤務ではきっと仕事は覚えられませんし、経験も積めない。
なにより、自分が逆の立場だったら分かると思いますが、
採用する側にとっても迷惑でしかない思います
私の場合は、5年以上は勤めることを最初に伝えましたし、
結果的に約8年勤務しました
(2)全て教えてもらえると思わないこと
補助者を採用する事務所は、それだけ仕事があるので忙しいです
常に丁寧に一から教えている余裕がないところがほとんどでしょうから、
自分から積極的に学んで覚えていく必要があると思います
直接教えてもらわなくても、過去の業務の控え等を保存してあることも
多いでしょうから、そこから学べることはたくさんあります
私も最初は一人でお留守番をしていることが多かったですが、
指示されたことをサッと終わらせて、自分で色々調べたりしていましたね
(3)閉鎖的?な事務所でないこと
これは運もありますし、事務所の考え方によりますが・・・
ホントに雑用しかさせてもらえないというケースがあるのかどうか分かりませんし、
本人(勤務する側)の姿勢・能力の問題もあるような気がします
自分が雇用する側であれば、
雑用以外にも出来そうな人(やる気や能力がある)なら
どんどん仕事を覚えて、ガンガンやって欲しいと思います!
同じ給料を払うならそのほうがイイですからね
私の場合は、所長がどんどん仕事を任せてくれる人だったので、
書類一式の作成を中心に、申請・顧客対応も数多く経験できました
法人のような大きな事務所では無かったのも良かったかもしれません
事務所の状況や本人の能力によって違いはありますが、
私の考えでは補助者として5年も勤務していれば、
独立・開業後にほとんど問題なく業務を進められると思います
2・3年で知識・経験ともに十分になる人もいるでしょうし、
10年経ってもあまり出来ない人もいるでしょうけど、
そこは個人差があるので・・・
私は自分の力・やり方で一からやりたかったので丁重にお断りしましたが、
場合によっては、既存顧客をくれる?引き継ぐ?という
有難いお話もあるかもしれません
(信頼してもらえていることが大前提ですけどね)
補助者の求人が見つかって、
自分が上記(1)~(3)の条件を満たしているのであれば、
補助者として勤務することを私はオススメします!
ただ、私個人の考えですので、
責任は一切持ちませんけどね
一つの意見としてご参考にしてください!
今日はこのへんで!
それでは、また明日
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