上尾市の行政書士の大塚です
今日は、前回までの 私が必要 (欲しい) と感じたスキルなど (業務別編)
についての最終回を書いていきます。
まずは、
個人向け業務の代表格といえる 「相続」や「遺言」 関連 について
① 民法 (特に家族関係の規定の箇所) の知識
※これは必須だと思います。
「 だれが相続人にあたるのか 」 や 「 ○親等とは誰までなのか 」 など
民法の知識が必ず必要 になってきます
民法は 行政書士試験の中でも主要な科目 なので、
試験に合格した人はキッチリ勉強した人が多いと思いますが、
意外と知識があやふやになっていることがありますし (私だけでしょうか ) 、
時間があるときに復習して知識を定着 させておいたほうがいいのではないでしょうか
② 戸籍・住民票の記載が理解できる(読める)こと
※これはかなり重要です。
みなさんは自分や家族の戸籍を見たことがありますか
( 私は ・・・ 行政書士事務所に勤務するまで戸籍を見たことがありませんでした )
実際の相続関係の業務では、お客様や家族の戸籍謄本・住民票・住民票除票など
を取得して見る(読む)ことが多くなります
これらの記載を読んで理解できないと、
相続関係が分からなかったり、相続人となるべき人を見落としてしまったり
する 危険性があります
戸籍は、旧字体で書かれていたり、(達筆すぎて)読みづらかったり するので
私も最初は かなり苦労しましたね
(今もたまに 「 何て書いてあるんだ? 」 って悩む記載があります・・・ )
③ 相続の全体の知識 (流れなど)
※これはもちろん知っておいたほうがいいですね。
相続の手続の中でも、遺産である不動産の 「登記 」 や 「 相続税の申告 」 は
行政書士業務ではなく、それぞれ 司法書士 ・ 税理士 が手続を行ないますよね
しかし、それらについても ある程度の知識を持っているほうがいい と思います
全体の流れ や 各手続の期限 を把握していないと、適切なアドバイス ができませんし
お客様からの質問に分かりやすい回答 ができませんからね
最後は、 その他いろいろな業務 について、
( 私自身の経験があまり多くないのでサラッと書きます )
④ 風俗営業関連 ・・・ 図面を描くソフト・システムを使えること
※風俗営業の許可申請で店舗図面を作成するときに使用します。
「 JWW 」 や 「 AutoCAD 」などが有名のようです。
( 私は当初は知りませんでしたが )
⑤ 外国人関連 ・・・ 外国語のスキル ( 会話・読解力 )
在留資格や帰化 の業務の場合には必要となる場合があるかと思います。
( ちなみに私は、外国語は全くダメで 、必要となる場面もありませんでした )
⑥ 農地転用関連 ・・・ 農地法など土地に関わる法律の知識
※農地転用許可など土地に関係する業務では、農地法 ・ 都市整備法その他
法律の知識 が必要だと思います。
(「 宅地建物取引士 」 の試験勉強で多少の知識は得られますが、もっと詳細に勉強が必要ですね )
数回にわたり色々と書いてきましたが、抜けているものもあるかもしれません
また、人によっては 「 それは必要ないよ 」 と言われるかもしれませんが、
あくまで参考として考えてくださいね
それでは、また明日
【 大塚行政書士事務所 】 ホームページはこちら
少しでもタメになっていましたら、クリックお願いします!
にほんブログ村