相談・問い合わせ → 業務完了・報酬の受領 までの流れ(前編)

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】


上尾市の行政書士の大塚ですexclamation


私がブログを書くペースは、ほぼ隔週の金曜日なので今日...

ネタが特に無かったので今回は業務の流れ的なもの(建設業許可を例にして)
を書いてみましょう。

① 相談・問い合わせの連絡(HP 又は 電話)
最初の連絡は、HPのお問い合わせフォームか電話のどちらかです。

「建設業許可を取りたいのですが」
「ちょっと聞きたいのですが」
電話の場合は上記どちらかの言葉で始まることが多いですね。

前者の方がそのまま正式なご依頼に繋がることが多い印象ですが、
後者の場合でも全く依頼にならないという訳でもありませんので
どちらであってもしっかり回答するようにしています。

お問い合わせフォームの場合は、
現在の状況・取得希望の業種・資格者の有無などを丁寧に書いて頂ける場合
一言「建設業許可を取りたい」という書き込みの場合があります。
いずれにしても、より詳しい内容を聞かない事には取得の可否が判断出来ない
ので、その後のやり取りの方法(電話 又は メール)の希望を尋ねます。

② 相談内容の聞き取り
私がまず相談者の方に最初に聞くのは、

1.弊所に連絡する前に役所・別の事務所などへ相談等をしたかどうか
2.建設業許可について手引きや行政書士のHPなどを見たかどうか

これは、建設業許可の要件等についてどれくらいご存知なのかを測るためです。
1,2の両方ともなければ、かなり詳細な説明が必要となりますし、
ご自身で綿密に調べたうえで相談される方もいるからです。

ただし、そもそもご自身の現状が上手く説明出来ていない、勘違いがある等
前提が違う場合や、誤った説明・解釈をされている場合もあるので
相談者の方の認識を確認しながら特に要件については一通り説明はします。

③ 会って話すかどうかを決める
ここまでの相談で「ほぼ許可取得は可能だろう」「微妙(資料の確認が必要)」
と判断した場合は、無料出張相談を行っているので一度お会いしませんか?
という提案をします。
ここまでガッツリとお話した方であれば「そうですね」となります。

一方、「これは(現状では)ムリだ」というご相談内容であれば、
許可取得を可能にするために必要になること(要件を満たすような雇用や
役員変更など)をお伝えします。
※それが実行可能なのであれば、出張無料相談のご提案


④ 実際にお会いして打ち合わせ&資料等の確認
上記③で最低限用意しておいてもらいたい資料(決算書や工事請求書等)を
お伝えして打ち合わせを行います。

確認するものが少ない場合はその場で許可取得の可否を判断、
資料が膨大な場合は事務所で確認する旨を伝え、ご了承をいただき資料を
お預かりします。


また、それまでに聞き取りをした内容を基に作成した「御見積書」もお渡しし、
(証明書類の量や金額によって多少変動する可能性があることも伝えます)
すべての要件を満たしており取得が可能と判断した場合は、正式にご依頼と
いうことでこのまま進めても良いかを尋ね、ご判断を頂きます。
※ここまで進んだ段階でNOと言われたことはありませんね。

(④+ 資料の確認・検討)
膨大な資料をお預かりして確認・検討しても要件を満たさないことも
あるでしょう。

その際は、不足分の書類を追加で準備出来るか、別角度の方法で要件を満たす
ことは出来ないかをお客様と確認し、再検討です。

それでもダメな場合は、資料をお返しして一旦終了。
前述と同様に要件を満たす方法をお伝えすることになります。
その場合、報酬を一切頂かないので無料相談のツライところではありますが、
ここに至るまでの判断をしっかりしていれば実際にはほぼ起こりませんね。

 

思いの外、長くなってしまったので
この続き 『⑤ 申請書類の作成と証明書類の取得』 は次回にします!

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

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