行政書士業務を非行政書士が行なっているという現実

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】

 

上尾市の行政書士の大塚ですexclamation

 

行政書士でない人が行政書士業務を行なっている というのはよく聞く話ですよね point_up

 

私の主業務である建設業許可業務でも某団体が普通にやっている という印象です unamused

堂々と?受付窓口でドサッと申請してるのもたまに見かけますし、
ご依頼いただいたお客様の過去の申請書を見ると代行者が某団体名になっている
なんてことも何度もあります。

 

まぁ違法は違法なんですが、黙認されているのか普通に受理されているようですし
実際それが現実なので、しょうがなくないけどしょうがないかなと droplet

その事についてブログで糾弾しても(影響力ないから・・・)あまり意味ないでしょうし、
どうにかしろよ!って行政書士会を責めるのもどうかな って思っていて・・・

それを現実と受け止めてその上でどうするかを考えることが
必要なのかなと思います
fist

 

本気で根絶しようとするなら、直接抗議するなり、書士会の担当部署・役職に就くなり
それなりの犠牲があることを覚悟で臨むしかないでしょうね expressionless

 

では、なぜ行政書士ではなく某団体のような非行政書士に頼むのか?

私がお客様から直接聞いた話から考えると、その理由は主に3つあります。

1.そもそも行政書士という仕事が知られていない
「こういう手続を専門にする仕事があったんですね」と言われたことがあります。
建設業許可の手続は行政書士業務の中でも王道と言われますが、
一般的(行政書士以外の人)にはそこまで浸透していないということでしょう sweat_drops

2.行政書士よりも某団体の方がお客様にとって身近な存在である
これは某団体の業務内容からすると当然のことなのですが・・・
行政書士が自ら敷居を高くしている(高く感じさせている)という面も
あるような気がします。

3.行政書士は料金が高いという事実
あるお客様から聞いたお話では「行政書士さんに頼むと一桁違いますよ」
と某団体の担当者から言われていたそうです。※もちろん高い方にです。
まぁさすがに一桁違うということはなかったのですが、
某団体に払っていた金額を聞いたら確かに安かったですね frowning

 

さて、行政書士としてこの現実にどう対応します?

私としては、
1. 行政書士という存在を周知するための営業活動をもっと積極的にして
2. 行政書士ならではの専門的な知識を提供してメリットを感じてもらう
3. (某団体と同程度とはいかなくても)安く出来るよう効率化・工夫を追求する
という感じでしょうか。

実際、それまで某団体に頼んでいたお客様が私にご依頼いただいた理由は
某団体から出来ないと言われた手続を必要としていたところに
タイミング良くDMが届いて、聞いていたほど料金が高くなかったから
というものでした sparkles

 

脅かすつもりではないですが、某団体に手続を頼んでいたために
後々不利益を被ったりすることがあるという現実も少なからず見てきています。

「こうしておけば良かったのに・・・」「こうしない方が良かったのに・・・」
と思っても
後から過去の申請内容を修正することは基本的に出来ないですからね sweat
(これは行政書士が担当していた案件でもちょくちょく見ますけど droplet

ただ、具体的なケースに直面してリスクを実感することにならなければ
わざわざ高い料金を払って行政書士に頼むという選択をしないのも理解できます
そもそも違法という認識を持っていないお客様のほうが多いでしょうからね・・・

 

私は上記の犠牲を払う『覚悟』もないので、書士会に文句を言うでもなく、
コツコツと営業して行政書士の存在を少しずつじわじわと広めていって
非行政書士・某団体から行政書士業務を取り返して?いきたいと思います muscle

微力ながら頑張ります!

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

point_left 宜しければクリックお願いします!
にほんブログ村

【 大塚行政書士事務所 】 point_left ホームページはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)