行政書士はどこかのタイミングで専門業務を持つのでは?

【埼玉県上尾市の建設業・宅建業・産廃業など許認可専門の行政書士事務所】

 

上尾市の行政書士の大塚ですexclamation

 

行政書士の業務は幅広いので、取り扱い業務を決める際には
① 一つの業務に完全に専門特化
② 主業務+関連業務 といった〇〇系専門特化
③ 基本は何の業務でも扱う
おおまかに分けると上記3パターンのどれかになるかと思います point_up

私の場合は、建設業(主業務)+宅建・産廃等(関連業務)なので
②の『建設業系の専門特化』といったところでしょうか grin

 

これは開業前から決めていた事で、
営業方法・需要の多寡・実務やその他にかかる時間・継続性 などを検討し、
いろんなパターンのメリット・デメリットをかなり真剣に考えました。

例えば、①で『建設業許可のみに専門特化』しても良いかとも思ったのですが、
建設業+宅建業、建設業+産廃収集運搬業、建設業+建築士事務所 など
一社(一人)が複数の許認可を取得している(取得したい)ケースは
かなりの割合であります。
稀に上記の営業許可すべてを取得していることもありますね eyes

 

建設業許可業務を扱うという事であれば
これらの関連した業務は押さえておかなければならないと思いますし、
書類の作り方・添付書類の種類や集め方が似ているので効率化が図れたり
申請先が近い(埼玉県の場合)ので移動等にかかる時間も短縮出来ますよね ok_hand

 

一方、③の『何の業務でも扱う』はほぼ考えていなかったですね。
相続や遺言などの民事系業務も補助者勤務時代に経験はありますし、
風営関係・外国人関係・車関係などを専門にしている先生がいて
人気業務?なのも知ってはいましたが・・・

地域性や営業方法を含め色々… ほんとうに色々考えて現状のようにしました。
しばらくは1人事務所で!と考えたという事も大きな理由でしょうか neutral_face

 

で、本題であるタイトルの件、「どこかのタイミングで専門業務」ですが、
建設業許可等の継続性(毎年の決算報告や更新)がある業務を扱っていると
前任の行政書士が作成した申請書類を見る機会がとても多いです。

そうすると、
ただ申請を通すだけなら良いけど、今後のことも考えているなら
こうはならない筈なんだけどな と感じることが結構あります。
建設業許可で特によく遭遇しますね

重要な点である場合はお客様に質問して確認すると
「それは聞かれなかった」「そうなんですか?」という反応がほとんどで…
“ あぁこれは後々に影響が出てしまう ” とガックリすることも droplet

これはおそらく打合せの段階で気付くか気付かないかという問題で
その業務についての経験の違い から来ることでしょうから、
「やはり数多く経験をしないと」と改めて思い知らされます。

 

個人によって多少の違いがあるとはいえ、
1人事務所で経営していると受任できる仕事の数は限られると思っているので
数多くの業務を扱い、全ての業務で専門にしている同業者と同じ経験・レベルで
いることはかなり難しいだろう と思いますからね。
私の能力の問題かもしれませんけど… sweat_drops

 

十分な経験と知識がある主業務を持っている同業者であれば
このような経験がある方は少なくないでしょう。
そうすると主業務を中心としたいくつかの(又は1つの)業務に
どこかのタイミングで絞られてくるというのは自然な流れなのではないでしょうか。

 

まぁここまで書いて気付きましたが、
複数の行政書士や職員がいるような事務所で分野ごとに担当者が決まっていて
それぞれが専門性を有している場合は業務を絞る必要性は少ないですね。

また、継続性がない業務や前任の同業者の書類を見る機会がない場合は
自分が同業者と比べてどれぐらいのレベルかが分かりづらいので
専門業務を持つことにはならないかもしれませんね expressionless

 

今日はこのへんで!

それでは、また次回 hand

 

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